手の力に気づく
ヨガの生徒としてクラスに参加してた頃は、たっぷり動くアドバンスクラスが好きだった。
できなかったポーズができるようになることが楽しみだった。
ヨガインストラクターになってからも、アドバンスクラスを担当することも好きだった。
でも、ヨガスタジオからオファーが来るのは、リラックス、アロマ、初心者の方大歓迎クラスなど、癒しのクラスばかりだった。
その頃から「アサミ先生の声がすごく好きです。」とか、「アサミ先生の声に癒されます。」など、声をかけてもらえることが増え始める。
それと同時に、クラスの中でアジャストといって、生徒さんの体に触れ、ポーズをサポートするようになる。
アジャストはポーズを修正するためだけかと思っていたら、より気持ちよくポーズを深めてもらうためにアジャストをすることがあると、その頃に知った。
そして、とあるクラスを引き継いだ時に、前任の先生はシャヴァアーサナという最後のお休みのポーズの時に肩を押してくれたから、それをやって欲しいと生徒さんからリクエストをいただく。
それ以降、できるクラスでは、シャヴァアーサナの際に、肩に触れて、よりリラックスを深めるサポートをさせてもらっている。
それが「とても気持ちいいです。」「すっごくリラックスできました。」と、大好評。
シャヴァアーサナの時にみんなの肩に触れる日々。
ある日、手がビリビリする時があることに気がつく。
手が熱くなったり、ドクドクすることも。
クラスの後にお声かけすると、そのビリビリしたところは、体に不調があるようだ。
まずは、自分にはみんなの体の不調に気づける、手で触れると反応するということを知った。
そして、その頃にレイキというものの存在を知る。